国産イチジクに虫はいない

イチジクは西アジア原産

そろそろ店頭にイチジク（離弁花類）が並ぶ季節になりました。

イチジクは西アジア原産で、紀元前からエジプトや古代ローマで栽培されてきましたが、日本には江戸時代に入ってきたそうです。

欧米ではドライイチジクがほとんどで、生食はしないようですが、日本でのこの季節はやはり生のイチジクですね。

イチジクの中に虫がいる？

イチジクは無花果と書くように花が実の内部にできます。

海外では実ができるのに花粉を媒介するイチジクコバチというハチがいます。

このイチジクコバチが海外から輸入されたドライイチジクの中に入っていることがあります。

ところがこのイチジクコバチは日本の気候では生息できません。

また、日本のイチジクは単為結果性なので、受粉無しで実をつけます。

したがって、日本のイチジクにイチジクコバチが入ることはありません。

広島のイチジク

広島は国内でも有数のイチジクの産地です。

尾道の蓬莱柿や広島市の古江イチジクなど美味しいイチジクがいっぱいです。