彼岸花は中国原産
9月ともなると彼岸花(単子葉類)が咲き始める頃です。
よく見られる赤い彼岸花は中国原産です。
日本には有史以前に伝わってきたと考えられています。
現在では北海道から九州まで分布しています。
この赤い彼岸花ではなく白い彼岸花も存在しています。
白い彼岸花はどこから?
白い彼岸花は九州を中心に分布しており、群生も見られます。
一方で同じヒガンバナ属のショウキズイセンは元々九州に自生していました。
このショウキズイセンと赤い彼岸花の自然交配で白い彼岸花が誕生したと考えられています。
赤色の彼岸花と黄色のショウキズイセンを交配して白色になるのはとても不思議ですが、これは遺伝子の白化変種と言われ、植物の花の色の遺伝子にはこのような変異が表れることが多いです。
広島でも極稀に白い彼岸花を見かけることがあります。
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