ハクレン

シベリア、中国原産

ハクレン（条鰭綱コイ目コイ科）はシベリア、中国原産です。

中国四大家魚の１つです。

最大で130cm以上にもなる大型魚で成長が早い。

餌となるのは主に植物プランクトンです。

日本へは1878年に食用として最初に持ち込まれました。

生態系に及ぼす影響

プランクトン食のため、個体数が増えるとプランクトンが激減して生態系に大きな影響を与えます。

生態系被害防止外来種に指定されました。

一方でアオコを食べるので、アオコ除去の目的に利用されます。

調理

中国、台湾では食用に養殖されています。

プランクトン食のため、釣るには、バラける練り餌を使用した浮き釣りで釣ります。

中国では中華料理の食材として一般的で、小骨が多いが、淡泊な味で、蒸し魚、唐揚げ、スープなど、各種の料理に用いられています。