蟻地獄の底に潜む虫の正体

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動物

蟻地獄とは

軒下等の風雨を避けられる砂地にすり鉢のようなくぼみを作り、その底に住み、落ちてきたアリなどの虫に砂を浴びせかけ、くぼみの中心部に滑り落として捕らえます。

正にアリなどの虫にとっては地獄を作っています。

自分で餌を探して歩き回ることはなく、とにかくこのすり鉢状の罠に獲物が落ち込んでくるのを、ただただ待ち続けています。

獲物が落ちてくることが確実でないため、実験では3ヶ月以上飲まず食わずでも耐えることができます。

運よく何度も獲物を捕ることができたものは、そのシーズンのうちに成虫になることができます。

しかし、中にはいつまでたっても餌にありつけず、ときどき場所を変えてはいるものの、それでも餌が捕れないと、2年、ときには4年もたってからやっと成虫になることも少なくないそうです。

その正体

その正体はウスバカゲロウの幼虫です。

ウスバカゲロウはアミメカゲロウ目ウスバカゲロウ科の虫です。

幼虫は見た目も怖いですが、成虫はそうでもないですね!

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