蓮根はどこから来た?
蓮根の本体のハス(離弁花類)はインド原産と言われています。
しかし、ハス自体はかなり古く、弥生時代には既に伝わっていました。
ハスの地下茎の蓮根は日本に来る前から世界中で品種改良が行われていました。
現在、日本で流通している蓮根の殆どが中国から導入されたものです。
岩国レンコンも中国から導入された「支那」という品種です。
レンコンの収穫量は山口県が全国5番目です。
岩国レンコンは穴が1つ多い?
岩国レンコンは普通のレンコンが8つの穴なのに対して、穴が9つあるという都市伝説のような話があります。
本当でしょうか?
実のところ、レンコンにはさまざまな大きさのものがありますが、穴の数はだいたい8個~11個と決まっているようです。
このような都市伝説が生まれたのは、岩国藩を治めていた藩主である吉川家の家紋が【九曜紋】であったことから、穴の数が9個であるレンコンを大切にしたからだそうです。
品種の「支那」は山口県以外でも栽培されているので、岩国レンコンだけ穴が9つということはないようです。
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