植物

木の洞(うろ)

木の洞のでき方鳥がつついたり枝が折れたりして木に傷がつくと、そこから木材を腐らす菌(木材腐朽菌)が侵入します。菌によって、木の内側が分解され、そこが空洞になります。そこから木がどんどん腐っていくと思われがちですが、そんなことはありません。木...
動物

キノコムシ 甲虫の仲間

キノコムシとは広義には甲虫目のうち,コウチュウ目オオキノコムシ科など成虫がキノコに集まる数科の昆虫の俗称ですが、狭義ではキノコムシという名前がつく虫です。キノコを食べ、一生をそこで過ごすもののほか、キノコにいるほかの昆虫の成虫や幼虫を捕食す...
植物

イワガラミとツルアジサイ(ゴトウヅル)の違い

イワガラミとツルアジサイ山に出かけると、高木に巻き付いて花を咲かせているツル性の植物をよく見かけます。イワガラミ(離弁花類)とツルアジサイです。以前はイワガラミをよく知らず、すべてツルアジサイと思っていました。両方ともアジサイ科ですが属は違...
動物

ムカシトンボは生きた化石

ムカシトンボは日本の固有種トンボの分類で、ムカシトンボはトンボ目の中で均翅亜目でも不均翅亜目でもなく、均翅不均翅亜目(ムカシトンボ亜目)という亜目に分類されている特殊な存在です。ムカシトンボは北海道から九州までほぼ全国に分布しています。しか...
植物

モミジとカエデの違い

モミジとカエデの違いとは同じようなよく似た木をモミジ(離弁花類)と言ったりカエデと言ったりしているようなのですが、何か違いがあるのでしょうか?実はモミジもカエデもムクロジ科カエデ属で植物の分類上は同じです。モミジとカエデの使い分けは葉の形で...
植物

トチノキと栃餅

トチノキ日本に自生する樹木の中では大木になるものの一つです。高さが20~30m、幹の太さも1mを越えるものも少なくありません。子どもたちに長年愛されている絵本「モチモチの木」の木はトチノキ(離弁花類)です。栃の実は、厚い果皮の中にある種子の...
植物

ウツギという名のつく樹木

ウツギという名のつく樹木は多いがウツギ(離弁花類)という名のつく樹木はたくさんあります。名前の元祖とも言えるウツギ以外にノリウツギ(離弁花類)やコゴメウツギ(離弁花類)があります。同じ仲間なのかというと、全く別の種類です。科で6種類、属で9...
動物

アブラムシの天敵たち

アブラムシの害放置すると、農作物がウイルス病にかかってしまうので、作物に甚大な被害を与える農業害虫です。主に若い葉に群がって寄生・吸汁し、葉を黄変・萎縮させ、あるいは葉に排泄物(甘露)を堆積し、そこにすす病を発生させて、生育を著しく阻害しま...