モウセンゴケは被子植物
食虫植物として知られるモウセンゴケ。
その姿はコケに似ていますが、れっきとした被子植物離弁花類です。
粘毛が赤く、毛氈を敷いたように見えることから、毛氈苔の名があります。
国内では北海道から九州までの湿地帯に自生しています。
モウセンゴケの捕虫
モウセンゴケには葉の先に長い毛があり、その先端から甘い香りのする粘液を出します。
これにつられるなどしてやってきた虫がくっつくと、粘毛と葉がそれを包むように曲がり、虫を消化吸収します。
ところが、中にはモウセンゴケを食草とする虫がいます。
モウセンゴケトリバという蛾の幼虫はモウセンゴケの粘液に耐性を持っていて、食べることができます。
虫の世界もいろいろですね!
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