ニホンジカに似た害獣　キョン

キョンは特定外来生物

キョン（哺乳類）はニホンジカ（哺乳類）によく似ていますが、中国や台湾原産です。

日本にも持ち込まれましたが、動物園から逃げ出した個体が伊豆大島や房総半島で野生化しています。

房総半島では5万頭になっているとか。

イノシシ（哺乳類）やシカのように大食漢ではありませんが、農作物に被害をもたらします。

また、イヌ（哺乳類）のような鳴き声がとにかくうるさいことで有名です。

2005年に特定外来生物に指定されています。

キョンのなめし皮はきめがとても細かく、セーム革の中でも最高級品とされています。

楽器やカメラレンズ、骨董品、刀剣などの手入れのほか、理美容用品の素材としても使われて、日本でも輸入して使用されてきました。

肉も中国や台湾では高級食材とされています。

ジビエ料理人気から房総半島ではジビエ化が進んでいます。