グリーンアノール
グリーンアノールは元々日本には生息しておらず、北米の個体がペットとして日本に持ち込まれたものです。
現時点では小笠原諸島と沖縄諸島で確認されています。
小笠原諸島では、1960年代に父島にペットとして持ち込まれましたが、その後野生化し、父島、母島に分布を広げています。
現在では、総生息数400万匹、1ヘクタールあたりの生息密度では1000匹以上と推定されています。
沖縄島では1989年に八重瀬町で初確認され、その後那覇市で多くの個体が確認されるようになりました。
小笠原諸島と同じく分布を拡大する可能性が指摘されています。
特定外来生物
グリーンアノールは昆虫を食べることから、小笠原諸島では絶滅の危機に瀕する昆虫も出ており、特定外来生物として指定されています。
小笠原諸島では天敵がいないこともありますが、天敵のいる地域でも侵略する可能性があります。
侵入を阻止する取り組みに期待します。
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