アメリカ合衆国原産
アメリカ合衆国原産です。
日本へは1925年に初めて輸入されました。
2005年6月に特定外来生物に指定されています。
コクチバスと共にブラックバスと呼ばれています。
8種のブラックバスのうち、日本ではオオクチバス・コクチバス・フロリダバスの3種が特定外来生物に指定されています。
バスフィッシング
ブラックバスは、釣りの対象魚として人気があり、ルアーフィッシングが一般的です。
トーナメントと呼ばれる競技会があり、プロフェッショナルのバス釣りが存在します。
競技会では各参加者が一定時間内に釣り上げたブラックバスの中から、一定の匹数の合計重量を競い、勝敗が決定されます。
ブラックバス愛好家は300万人に上るといわれており、愛好家の多い釣りです。
生態系への影響
侵入後に在来魚の種数が減少したり、個体数が激減したりしています。また、在来種の減少により生物相に変化が生じています。
いくつかの魚種では全長分布が大型個体に偏るなど、著しい魚類群集構造の変化が確認されています。捕食によるトンボ類への影響も懸念されています。
一方で、山梨県の河口湖でのブラックバスの漁業権は1989年に、山中湖と西湖での漁業権は1994年に認められ、2005年施行の外来生物法でブラックバスの放流が禁じられた後も特例として許可されてきています。
調理
寄生虫がいるので生食はできません。フライやムニエルがおすすめです。
臭みがあると言われますが、臭いの元は皮および浮き袋の付け根にある稜線状(三角形)の脂であるとされており、皮を剥がし、包丁や鱗とりで脂を取り去り調理すれば白身で淡泊な味の美味な魚です。
特定外来生物に指定されており生体での持ち出しが禁止されているため、泥抜きができません。実際には釣果後すぐに血抜きとワタの処理の必要です。
釣りを楽しんだあとは、美味しく食べましょう!
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