かつては全国で普通に
インドシナ半島から日本にかけて分布し、平地から山地にかけての雑木林に生息します。
かつては日本各地でごく普通に見られたらしいのですが、1960-70年代を境に全国同時多発的に激減し、今日では確実な生息地がほぼないような状態になっています。
絶滅危惧Ⅰb類に指定されています。
激減の理由
本種と似たような生態を持つカミキリムシなど他にいくらでもいるのに、本種ほど劇的な減り方をした種はほとんどいません。
なぜこの種だけがここまで減ったのか、原因は定かではありません。
特別なホストや環境が必要なわけではないのに不思議ですね。
里山環境の荒廃がその一つと言われてはいますが。
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