世界的に問題に
ナガエツルノゲイトウは南米原産ですが、現在では世界中に外来種として定着しており、「地球上で最悪の侵略的植物」と呼ばれることもあります。
ナガエツルノゲイトウは、種子を作らずに自身の植物体からクローンのように増殖するため、非常に高い繁殖力を持っています。
水面上にマット状に繁茂することで水流を停滞させたり、船の通行を妨げたりします。
日本でも福島県から沖縄県まで広く分布してきています。
天敵の導入
アメリカ合衆国ではナガエツルノゲイトウノミハムシ、メイガの一種、アザミウマの一種を利用した天敵導入が行われています。
これらの昆虫は原産地の南米でナガエツルノゲイトウの繁殖を抑制する役割を担っています。
繁殖を防ぐのは難しい
繁殖を防ぐには、手作業で、根を残さず葉茎を散らさないように丁寧に駆除する必要があります。
実際の問題として非常に難しいので、新たな手段を考える必要があります。
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