ムクドリのねぐら
夕方よく見かける光景ですが、ムクドリ(鳥類スズメ目ムクドリ科)がジュワジュワとやかましく鳴きながら木に集まっています。
ムクドリは夜間、ねぐらに集まって眠りますが、集まる前にねぐらの周りを飛び回ることがあります。周辺にいる仲間に「ここに集まれ」と促しているのかもしれません。
集団でいる方が警戒能力が上がるからでしょうか。
しかし、よく見かけるのは市街地の並木です。
わざわざ人の住む地域にねぐらを求める理由ははっきりしません。
考えてみると、木が生えているというのが第一ですが、広い空間で、集まるのに目につきやすいということもあります。
もう一つ、人間の近くの方が外敵が来なくて安全という理由も考えられます。
ツバメがわざわざ人間の近くに営巣するように、人間をガードマン代わりにしているのではないでしょうか。
害鳥ともいえる
市街地に集まって、うるさく鳴き立てることや、糞害で結構人に迷惑がられています。
ムクドリにはムクドリの生活がありますが、共存は大変ですね。
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