フグの季節がやってきた
寒くなってフグの季節がやってきました。
トラフグのふぐ刺し、ふぐちり鍋、唐揚げ、どれも美味しいものばかり。
高くてなかなか食べれないですが、それだけに食べる時の幸福感はたまりません。
もちろんフグにはトラフグ以外にもたくさん種類があります。
フグ目の仲間たち
フグ目には多くの科があります。
フグ科、ハリセンボン科、マンボウ科、カワハギ科、モンガラカワハギ科、ベニカワムキ科、ギマ科 ハコフグ科、イトマキフグ科、ウチワフグ科
フグ科以外ではハリセンボン科はもちろん、カワハギやマンボウも仲間です。
この中で食用にされるのはフグ科17種、ハリセンボン科5種です。
食べられるフグ
フグ科:トラフグ、マフグ、ゴマフグ、カラスフグ、ショウサイフグ、シマフグ、コモンフグ シロサバフグ、クロサバフグ、ヒガンフグ、アカメフグ、クサフグ、メフグ、カナフグ、ヨリトフグ サンサイフグ、ナシフグ
ハリセンボン科:ハリセンボン、イシガキフグ、ヒトヅラハリセンボン、ネズミフグ、ハコフグ
実際に食べることのできるフグは22種だけではないようですが、22種にしてもすべて猛毒のテトロドトキシンを持っています。
また、食用可能なフグと見た目がそっくりな食用不可のフグもいます。
テトロドトキシンは青酸カリの数百倍以上もの毒性を持つ猛毒で、ごく少量でも死に至るといわれています。耐熱性があり通常の加熱調理では破壊できません。
フグを安全に処理して調理するには「フグ調理師」の免許が必要です。
お店で買って美味しく味わいましょう。
コメント