バガス容器が増えています

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環境

バガスとは

バガスとは、さとうきびを圧縮したあとの搾りかすのことです。

砂糖を作るためにサトウキビから糖汁を搾り取り、あとに排出される大量の茎や葉などの繊維質をバガスと呼んでいます。

サトウキビは世界70ヵ国以上で栽培されており、年間約12億トンも生産される世界第7位の農作物です。

そのうち1年間に排出されるバガスの量は、世界中で約1億トンにものぼります。

バガスは、紙の原料であるパルプとしての利用が進みつつあります。

バガス容器のメリット

最近、お弁当売り場でもよく見かけるようになったバガス容器ですが、3つのメリットがあります。

●繊維が詰まった素材でできているため、頑丈で強度があります。

 さらに、型崩れしにくい上に軽いので、持ち運びにも便利です。

●紙と比較すると耐水性・耐油性に優れています。

 特に内側にコーティング加工が施されている容器であれば、汁物や油物でも安心して使用できます。

●使用後は可燃ゴミとして処理できるため、処理がしやすいです。

 また、土に埋めてもバクテリアによって分解され土に還ります。

バガス容器のデメリット

バガス容器のデメリットは少ないのですが、耐水加工がされていても、汁漏れを完全に防ぐことができないので、長期間の保存には向きません。

また、現時点ではプラスチック容器に比べてコストが少し高いです。

バガス容器の拡がりに期待

プラスチック容器に対して、環境に優しいバガス容器。

従来の紙容器に対して、耐水性、耐油性、耐熱性で優れます。

何と言っても、テイクアウトで持って帰り、そのまま電子レンジで温めて、食べたあとは可燃ごみとして捨てることができます。

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