甲虫なのにあまり注目されていない虫
カブトムシやクワガタのように子供に人気の虫ではないにしても、あまりに注目されていない虫のように思われます。
コウチュウ目の仲間でその種類は世界で10万種以上あると言われています。
国内にも1500種以上います。
ゾウムシに次ぐ多さです。
やけど虫と呼ばれ、毒液で皮膚炎を起こすアオバアリガタハネカクシだけがハネカクシではありません。
上翅の下に後翅を畳んでいます
ハネカクシは上翅の下に後翅を畳んでいます。
その後翅を瞬間的に広げて飛び立ちます。
その後翅の畳み方は左右非対称だとか。
オオアバタウミベハネカクシの観察によると、
「折り畳み方は、左右の翅でそれぞれ異なり、左右ともに20ほどの折り線で畳まれて5分の1の面積に縮んだ。左右の翅を2枚重ねて同時に折り畳み、その間は1秒だった。翅は左右非対称にもかかわらず、左右どちらからでも折り畳めて、それぞれの収納状態で折れ線パターンも入れ替わることを見出した。ひとつの展開構造が2通りの収納構造に対応しているのは驚きの発見といえる。翅を開くのに要する時間は0.1秒で、さらに早業だった。」
驚くべき能力ですね!
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