マイマイカブリは日本の固有種

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動物

カタツムリを主食とする甲虫

マイマイカブリはオサムシ科の甲虫ですが、名前のとおり、カタツムリを主食とする甲虫です。

マイマイ(カタツムリ)を食べる姿がマイマイを被っているように見えることから、その名がついています。

成虫のみならず、幼虫もカタツムリを食べて育ちます。

日本では沖縄以外、北海道から屋久島まで分布しています。

左右の前翅は羽化後にそのまま融合してしまい開くことができないので飛ぶことができません。

従って多くの亜種に分かれています。

日本では特に珍しい昆虫でもないのですが、世界的に見ても大型種であることから海外の方で人気の高い甲虫です。

毒液に注意

マイマイカブリは危険を感じると尾部からメタクリル酸とエタクリル酸を主成分とし、強い酸臭のある液体を噴射します。

この液体は刺激が強く、手はともかく目に入ると大変な痛みを感じ、炎症を起こします。

後方だけでなく上方にも噴射できるので、むやみに手で抑えつけたり顔を近づけたりしないよう注意が必要です。

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