ヤマカガシの毒牙

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動物

かつては無毒のヘビと思われていた

田んぼの畦道でよく見かけるこのヘビに毒はないと思われていました。

なにせマムシと違って鎌首を持ち上げて威嚇したりすることはなく、遭遇するとすぐ逃げていってました。

数例の死亡例から1974年に毒蛇と報告されています。

実は猛毒を持っている

実はマムシよりも強い毒性を持っています。

さらに毒牙だけでなく頸部にも毒腺があり、2種類の毒を持っていることになります。

毒があると思われなかったのは

ヤマカガシが毒蛇と気づかれなかったのは、その毒牙の特徴が原因です。

マムシのように毒牙が口の前方にあれば、噛まれると直ぐに毒が注入されます。

ヤマカガシの毒牙は奥歯にあり、0.2センチメートル以下と短い。

また、毒腺を圧迫する筋肉が無いため、一瞬噛まれただけでは毒が注入されないこともあります。

でもおとなしいヘビですから、余程のことがない限り噛まれないと思いますよ。

もちろん近寄らないに越したことはありませんが。

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